満身創痍の意味
「満身創痍(まんしんそうい)」とは、体中に傷や怪我を負っている状態を表し、比喩的には多くの困難や苦難を経験して傷ついた状態を指します。
満身創痍の由来
「満身創痍」の由来は、中国の古典である『孫子兵法』に由来します。戦場での兵士の姿勢を表現したもので、多くの戦闘で傷を負いながらも戦い続ける姿を称えた言葉とされています。
満身創痍の関連する語句
- 傷だらけ(きずだらけ):傷だらけであること。
- 疲弊(ひへい):精神的または物理的に疲れ果てること。
- 血道を上る(けっどうをのぼる):多くの困難や苦難を経験し、その中で成功を勝ち取ること。
満身創痍の使用例
- 彼は長い戦いの末、満身創痍の姿で帰還した。
- 困難な試練を乗り越えた後、彼は満身創痍の状態で成功を収めた。
- 経営者は激動の時代を乗り越え、満身創痍の体験を持っている。
満身創痍を英語で言うと?
「満身創痍」を英語で表現すると、"covered in wounds"や"battered and bruised"、"injured all over"などと言うことができます。これらの表現は、多くの苦難や困難を経験している状態を表します。