明鏡止水の意味
「明鏡止水(めいきょうしすい)」とは、心が清らかで澄み切っている様子を表す四字熟語であり、心が平静であり、何事にも動じない様子を意味します。
明鏡止水の由来
「明鏡止水」の由来は、中国の古典である『易経』に由来します。その中で、晋の文公が周の文王に相談し、文王は「心を明らかにし、静かにしておけば、物事がうまくいくだろう」と答えたという故事に由来しています。
明鏡止水の関連する語句
- 心静かに(こころしずかに):心が穏やかで落ち着いている様子。
- 清心晩楽(せいしんばんらく):心が清らかで、晩年まで楽しい生活を送ること。
- 静寂(せいじゃく):静かで落ち着いた状態。
明鏡止水の使用例
- 彼はいつも明鏡止水の心で、冷静に物事を判断する。
- 明鏡止水な心を持つことは、人生を豊かにする秘訣のひとつだ。
- 彼女の心はいつも明鏡止水であり、周囲から尊敬されている。
明鏡止水を英語で言うと?
「明鏡止水」を英語で表現すると、"calm and clear mind"や"serene mind"、"tranquil mind"などと言うことができます。これらの表現は、心が穏やかで騒がしくなく、澄み切っている様子を表します。