一喜一憂の意味
「一喜一憂(いっきいちゆう)」とは、喜んだり悲しんだり、楽観的になったり悲観的になったりすることを繰り返すことを表す四字熟語です。
一喜一憂の由来
「一喜一憂」の由来は、中国の古典である『論語』に由来します。そこで孔子が、友人の冉有に「一喜一憂せずにどうやって生きればいいか」と問うと、冉有は「喜んだり悲しんだりすることを慎み、穏やかな心を保つべきだ」と答えたとされています。
一喜一憂の関連する語句
- 浮き沈み(うきしずみ):喜びや悲しみ、幸せや不幸など、状況が変動すること。
- 波瀾万丈(はらんばんじょう):人生や物事が、様々な波や変化に満ちていること。
- 感情の起伏(かんじょうのきふく):感情が上下すること。
一喜一憂の使用例
- 彼は一喜一憂せず、常に冷静な判断を心がけている。
- 一喜一憂することは、ストレスの原因になることがある。
- 一喜一憂の激しい人は、心の安定を求めることが大切だ。
一喜一憂を英語で言うと?
「一喜一憂」を英語で表現すると、"fluctuating emotions"や"rollercoaster of emotions"などと言うことができます。これらの表現は、感情が上下する様子を示し、一時的な喜びや悲しみを経験することを表します。